検査・診察機器紹介 動脈硬化について
院内でおこなっている動脈硬化スクリーニング"form"について紹介します。
動脈硬化とは
動脈硬化とは動脈血管壁にコレステロール等の脂質が沈着し、血管の細胞が増殖したりして、血管が弾 力を失い、硬化するとともに、内腔が狭くなる(狭窄)状態です。
次のような危険因子を多く持つ人は、動脈硬化がより起こりやすいといわれています。
(1)高血圧,(2)血清脂質の異常,(3)喫煙,(4)糖尿病,(5)肥満など
動脈硬化の進行を放置すると・・・
心臓に酸素や栄養を供給している冠動脈に起れば狭心症、心筋梗塞、脳の血管がもろくなれば脳出血、詰まれば脳梗塞、足の動脈に起れば下肢の壊死につながる可能性があります。
そのためにも定期的な検査によって早期に発見することが大事です。
当院での検査
検査は約5分間で終了します。
血圧を測るのと同じ感覚で測定でき、衣服を着たままで機器を装着し、両手・両足首の四肢を同時に測定します。
動脈硬化以外の検査項目も同時に測定できます。
終了と同時に測定結果が出るので、時間も気になりません。